ここに、女性エグゼクティブへのインタビューを元にしたある話があります。
役員クラスの女性たちに、「今の会社に入ったきっかけは?」と聞くと、
何人もの女性が「元上司に誘われた」と答えました。
元の職場の上司が退職し、独立起業し人手が足りないから、
うちに来ないかと誘われたケースが多いのです。
当然、元上司は部下だったころの彼女たちの働きぶりを覚えていて、
自分の会社で働いて欲しいと思ったのでしょう。
会社も成長し、彼女たちも出世をし、今は役員の立場にあるいうのです。
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彼女たちに共通していたことで、非常に参考になることがあります。
誘われた上司とは特に、コミュニケーションはとっていなかったが、
「年賀状」だけは毎年欠かさず出していたというのです。
一緒に働いていたときに、「有能な女性だ」と印象付けていたことは言うまでもありませんが、
細くても長く続ける人間関係は、礼儀にかなっているだけではなく、
チャンスを与えてくれることが多いのです。
こなことは、「運」も「チャンス」も自分自身の日常の仕事の中にあるということ、
そして過去の信頼出来る人間関係こそが、
最も大切なネットワークと言えるのではないでしょうか。
新しい世界へふみだすための足がかりは、自分の過去にあることが多いのです。
また、こうしたチャンスを与えてくれる人は、いつも頻繁に食事をしたり、
飲み会などで顔を合わせている人ではなく、
ゆるやかに繋がっている人であることが多いようです。
これを「ソフトネットワーク」とよびます。
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