働く女性の不安を取り除く方法>新しいスタイルは決して女性の長所を捨てた所にありません

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こられまで女性が会社内で内輪の人になることは 、とても難しいことだと言われてきました。

日本の企業は「竹の壁」(バンブーバリア)というものがあり、
内輪の人と外の人というように区別が非常にはっきりとしています。

例え正社員であっても、女性は外の人のままということがおおいのが現実です。

女性が内輪の人になるには、10年以上かかる場合があります。

つまり男性よりも会社から内輪の人として、認められるまでの期間が長いのです。

日本の会社は「最後まで泥をかぶって会社を支えてくれる人」をコアメンバーとして考えたがります。

男性はいまだにコアメンバーのなかでお互いに貸し借りをしあい濃密に依存しています。

女性はそのなかに入っていません。

今まで内輪の人として受け入れられやすいのが「お母さんタイプ」の女性でした。
性別を超越した「お母さん役」になった人が、やっと安定した立場を職場で得るパターンが多かったのです。

お母さん役の女性は、人の嫌がることでもきちんとやることで尊敬され、
「率先縁の下の力持ち」という形でみんながついてくるというタイプです。

問題なのは、こうした「お母さん役」の女性がこれまでの貢献を正当に評価されなかったことです。

その結果、キャリアパスにはのせてもらえず、地位も報酬も上がらないで終わっていました。

彼女たちのような生き方は、これからの女性の「ロールモデル」にはなりにくいと思います。

なくてはならい人と言われても、10年20年と同じ立場で、男性と同じように
評価されないのは、まっぴらと考えるでしょう。

今、女性たちは新しい「ロールモデル」を模索するために、
あちらこちらでコンフリート(衝突)を起こしています。

つまり、過度期の難しい時代なのです。

しかしどんな時代でも、女性が本来持つ良さ「丁寧さ」「やわらかさ」
「謙虚さ」「清潔さ」「優しさ」を自ら捨ててはならないと思います。

新しいスタイルは、決して女性が本来持つ良さを捨てたところにはありません。

女性が男性より劣るところがあるとすれば、社会的経験不足という点でしょう。

これまで経験を積む機会が、与えられなかった女性が多いのです。

自分に自信が持てない女性も沢山いると思います。

これを自覚して、女性が本来持つ良さを知って自信を持つことが、
新しいスタイルを見つける近道ではないでしょうか。

 

 

<日本の企業は精神的に安定した人材を求めます      人に好かれるために仕事をしないことの訳>

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