職場でも他のグループや社会と同じように、「どうしても気の合わない人」はいるものです。
「相性が悪い」ということで英語てもbad‐chemistry という言葉がありますが、
これはもう仕方がないことなのです。
はっきりとした理由はなくても、ムシが好かないや生理的にムリといったところでしょう。
でもこうした感情をあからさまに出すのは駄目です。
無理におさえなくても、むき出しにしないマナーが必要です。
このような人に出会った場合、実は相手の人もこちらのことを「ムシが好かない」
と思っている場合が多いのです。
ポジティブで明るい性格の女性ほど、職場などでこういう人に出会うと、
つい「なんとかフレンドリーな関係を築きたい」と思い、
一生懸命努力してしまう傾向があります。
その人の「素っ気なさ」や「無関心」な態度が気になり、
「一度ランチをご一緒して、お話しを伺いたいのですが」とか
「個人的に仕事のことで伺いたいことがあるのですが」と、
心を開いてもらおうと張り切ってしまうことです。
しかし、こうした努力はほとんどの場合、骨折り損のくたびれ儲けになりがちです。
「相性が悪い」人とのコミュニケーション作りに努力をするよりも、自分に対して
好きでもなく嫌いでもなく、普通の距離を保ってくれている人の中に味方を
見つけるほうが、後々良い結果をもたらすことでしょう。
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